移住者インタビュー

特別編2

白河市お試し住宅でワーケーションをしてみて

NPO法人きっかけ食堂 事務局長 弘田光聖

 宮城県在住、NPO法人きっかけ食堂事務局の弘田です。
 今回、白河市お試し住宅「まちなかベース」を使ってワーケーション※をしました。
 何度か白河市には訪問しているのですが、この度新しくお試し住宅ができたということで、「これは訪問せねば!」と思い、1週間滞在。とても過ごしやすく、この記事を見ていただいているあなたにもぜひ、これをきっかけにお試し住宅を使ってもらいたいと思います。

※ワーケーションとは・・・「ワーク(Work)=仕事」と「バケーション(Vacation)=休暇」を組み合わせた造語で、観光地やリゾート地など、普段のオフィスとは離れた場所で休暇を楽しみながら働くスタイルのこと。

白河市お試し住宅「まちなかベース」について

 とても便利で、きれいで、何不自由なく過ごすことができました!アクセスもJR白河駅から徒歩5分、周りには飲食店や商店街、コンビニもあります。

 以前は蕎麦屋だった建物を大学生と共にリノベーションしたらしく、1階は吹き抜けのあるLDKでとてもおしゃれな内装です!ワークスペース、寝室、キッチンと家族でお試し移住するにも、ワーケーションをするにも何不自由のない住宅です。
 私の撮った写真と共に、説明していきます。

(左上)LDK (右上)キッチン (左下)居間 (右下)ワークスペース

 お試し住宅初日、管理会社の一般社団法人未来の準備室のスタッフに住宅の内装や1週間の過ごし方のルール、お試し住宅ができた流れなど丁寧に案内を受けました。
 広いリビングに、広いキッチン、日々の生活ができる家具家電がほぼ全て揃っているので、家族でも安心してお試し移住体験ができそうです。今回は1人できましたが、次は家族で住んでみたい!
 2階は、2部屋とテレワークスペース、十分な広さです。
リモートでの仕事ということで、テレワークの環境が気になっていましたが、Wifiの電波も電源も、椅子も写真の通り申し分なく、WEB会議や資料作成など集中して取り組むことができました。
 仕事を持ち込んでお試し移住をする、家族で長期休みにお試し移住をする、どんな形でも、白河市お試し住宅「まちなかベース」は快適な移住体験ができると思います!

お試し移住体験の1週間の過ごし方

 平日の日中はテレワークでWEB会議やPC作業を、週末はお試し移住体験ツアーを実施し、私の所属するNPO法人きっかけ食堂の若手社会人を中心に白河に集まりました。
 自分が移住するとしたら、大事なポイントは『食』です。おいしいご飯やお店が近くにあるか、それは自分の幸福度に直結すると思っています!

 白河駅周辺には、小峰城や南湖公園などの観光地もあり、飲食店もたくさんあります。そして、白河の食といえば「白河ラーメン」です!平日のランチ、何度も白河ラーメンを食べてしまいましたが、後悔はありません。

 しらかわ地域には白河ラーメンを出すお店が100軒以上あるそうです。地元の方に、「自分はあのお店が好きでした」というと、「おー、そこ行くのか、渋いな」という反応をいただき少し、地元民になった気分でした。
 そして、ラーメンだけでなく、定食屋も駅前には豊富でした。一番好きな定食は、チリソースがけ唐揚げ定食です。

 食の魅力が伝わったので、もう少し生活の話をお伝えします。

 移動について気になるかと思いますが、基本、お試し住宅の周りは車がなくても特に困ることはありません。
 ただ、南湖公園に行きたい、もう少し足を伸ばしたい方には駅前の観光ステーションでレンタカーを借りることができます。私はレンタカーを借りて南湖公園、知り合いの農家や酒蔵、市内の温泉に行きました。

 最後に、夜の白河での過ごし方ですが、チェーン店などは白河駅前には少なく、遅くまで空いている飲食店は少ない印象でした。その中で見つけたダーツもあるバー「ジャック&ベティー」が遅くまでやっており、以前、白河で知り合った若者等と共に飲みました。
 徒歩圏内にあり、飲んでも大丈夫!気さくなお店の方にダーツも教えてもらい、ディープな白河を平日の夜から味わいました。

 平日の仕事を終えて、次は週末のお試し移住ツアーについてお伝えします。

週末の1泊2日のお試し移住体験ツアー開催

 1週間のワーケーションの最後は、1泊2日のお試し移住体験ツアーを開催。関東圏、関西圏を中心に7名が白河に足を運んでくれました。
 いつもは私も白河に足を運ぶ側ですが、今回は白河を紹介する側として白河の魅力をツアーを通じてお伝えしました!ツアーのコンセプトは、白河の人、食、場所の魅力を詰め込むこと。

 1日目、まずはお昼に白河ラーメンを食べます。午後に白河の人に会うということで、地域のキーマンである関谷農園の関谷さん、白河の酒蔵有賀醸造の有賀さんに会いました。そして、夜は2人を囲んで懇親会を実施しました。
 お2人とも想いを持って、野菜作り、酒造りをしており、私が白河で出会った尊敬する方々です。私が白河に関わり続けたい理由に、お2人の存在があります。だからこそ、参加者の皆さんにお2人に会ってもらいたかったのです。

(左)有賀さん (右)関谷さん

 2日目、白河駅前の中町商店街にある「コミュニティカフェEMANON」をスタートにまち歩きスゴロク※を実施しました。

 駅前には、代表的な「小峰城」だけではなく、酒蔵が2軒あったり、白河だるまを楽しめる「だるまランド」があったり、お菓子屋や、パン屋があったり、ボルダリングがある薬局があったりと、楽しめる駅前になっていると思います。
 短時間でそれをまるっと楽しんでほしく、まち歩きスゴロクを実施しました。真夏で暑かったのですが、それもいい思い出。
 みんなで歩いて、みんなで白河のスゴロクを作って、白河駅前をスゴロクを通じて、知り、楽しむことができました!

 1泊2日のお試し移住ツアーの 開催も終えて、私のお試し移住体験は終わり。1週間の移住体験で、仕事もでき、おいしいものを食べ、人と交流し、とても充実した1週間でした。
 印象的なのは、やっぱりラーメンがおいしいということです。
 最終日も坦々麺を食べました。1週間で5回、白河のラーメンを楽しんでしまいました。。。

※まちを歩きながら気になったスポットを写真におさめ、その写真を使って街を知るためのすごろくを作るワークショップ

白河市お試し住宅でワーケーションを終えて

 東京にもすぐ行けて、おいしい食べ物やラーメンもあり、人も多すぎず、自然や文化も近くにある白河。
 ワーケーションにもいいですし、毎日オフィスに通わなくて良い会社員の方には、ちょうど良い距離で都会から離れられるぴったりな移住先なのでは、と思いました。

 締めはお試し住宅の裏にある「野村屋」さんのアイスキャンデーで!夏だったので、地元のお客さんが沢山買いに来てました。
 店主さんも気さくな方なのでぜひ、行ってみてくださいね〜!

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