白河市の歴史と文化

白河市の歴史や文化を感じられるおすすめスポットやイベントをご紹介します。

新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、一部の施設では営業時間が通常と異なる場合や、イベントが中止・延期となっている場合がございます。最新情報は各施設にお問い合わせ頂くか、公式ホームページをご覧ください。

史跡・名勝

小峰城

史跡・名勝 - 小峰城

奥州関門の名城と謳われた小峰城は、結城親朝が興国・正平年間(1340~1369)に小峰ヶ岡に城を構えたのがはじまりで、寛永9年(1632)に江戸時代の初代藩主、丹羽長重が完成させたものです。 寛政の改革で知られる松平定信をはじめ、7家21代の大名が居城しましたが、慶応4年(1868)に戊辰戦争白河口の戦いで落城。約120年の時を経て、平成3年(1991)に三重櫓、平成6年(1994)に前御門が江戸時代の絵図に基づき忠実に木造で復元され、市のシンボルとして親しまれています。 平成22年8月5日に、その歴史的な重要性が評価され、国指定史跡となりました。 また、平成23年(2011)の東日本大震災では、石垣が10ヶ所にわたり崩落するなど大きな被害を受けましたが、平成31年(2019)春に復旧が完了しました。

詳しくはこちら

南湖公園

史跡・名勝 - 南湖公園

吉野桜や松、楓や雪景色など、四季折々に自然の美しさを感じられる南湖公園は、寛政の改革で知られる松平定信によって1801年に築造されました。 定信は、身分の差を越えて誰もが憩える「士民共楽」という理念を掲げ、塀がなく、いつでも誰もが訪れることのできる地を造りました。茶室「共楽亭」では、庶民と楽しみを共にしたと伝えられています。 花と緑と水が織りなす美しい風景は、200余年の時を経てもなお、白河の人々をはじめ、多くの観光客を魅了し続けています。

詳しくはこちら

白河関跡

史跡・名勝 - 白河関跡

みちのくの玄関口として知られる奥州三古関のひとつ「白河関」は、奈良時代から平安時代頃に国境の関として人や物資の往来を取りしまる機能を果たしていました。 律令制の衰退とともにその機能を失ってからは、都の文化人たちの憧れの地となり、和歌の名所(歌枕)として知られるようになりました。能因や西行、松尾芭蕉など、時代を代表する文化人がこの地を訪れています。 また、関跡には、源義経にまつわる伝説が残され、樹齢約800年の従二位の杉など、数々の巨木もあり、歴史の深さを感じさせます。

詳しくはこちら

四季折々の祭り

【春】白河桜まつり

四季折々の祭り【春】白河桜まつり

春には、樹齢約400年の紅しだれ桜で有名な妙関寺や小峰城跡、南湖公園など、市内の桜の名所を舞台に「白河桜まつり」が開催されます。 小峰城跡では「川越藩火縄銃鉄砲隊甲冑武者行列及び姫行列」をはじめ、さまざまな催しが行われるほか、南湖公園では楽翁桜がライトアップされます。

【夏】白河関まつり

四季折々の祭り【夏】白河関まつり

毎年8月の上旬には「白河関まつり」が開催されます。 日中は白河駅前を中心に各種団体による催しや、1,000人以上が参加する白河関の踊り流しが行われます。 夜は美しく照らし出される小峰城のもと、「市民納涼花火大会」が行われ、白河の夏の風物詩となっています。

【秋】白河提灯まつり

四季折々の祭り【秋】白河提灯

隔年9月の3日間、小峰城下・白河町の総鎮守である鹿嶋神社の例大祭「白河提灯まつり」が開催されます。正式には「鹿嶋神社祭礼渡御祭」と呼ばれ、「鹿嶋様」「提灯まつり」などとも称されます。 350年もの長い年月にわたり、白河の人々によって守り伝えられてきた重要な伝統文化です。 昼間は鹿嶋様である神社神輿が旧城下町を渡御する総町渡御や各町の子どもたちによる屋台山車の引き回しが行われ、夜には神輿が各町の提灯行列によって旧奥州街道沿いを送迎される神輿渡御が行われます。

【冬】白河だるま市

四季折々の祭り【冬】白河だるま市

毎年2月11日には「白河だるま市」が開催されます。本町から天神町に至る市内の目抜き通りを中心に、白河だるまをはじめ、露店が所狭しと立ち並び、街全体が活気に包まれます。 約300年の歴史がある白河だるまは「鶴亀松竹梅」を顔の中に取り入れているのが特徴で、古くから縁起物として親しまれ、街のシンボル的な存在となっています。 城下の旧奥州街道を舞台に人々の暮らしを支えてきた江戸時代の「六斎市」の伝統を受け継いでいる白河だるま市は、白河に春を告げる風物詩となっています。

gotop
お問い合わせ