表郷地域の特徴

 表郷地域は白河市の南東に位置し、一級河川社川と両岸に広がる田園風景、八溝山系、関山などの自然に囲まれ、四季折々に様々な表情を見せてくれる、白河地域の中でも比較的温暖で降雪量も少ない地域です。地域内にはコンビニ、ドラッグストア、金融機関、診療所及びガソリンスタンドなどの生活インフラがあり、中央部を国道289号が東西に走り、白河~棚倉間を結ぶJRバス関東の路線バスが1時間に1本程度運行しています。また、行政分譲地として第2白鳥ニュータウンがあり、住宅を購入された方への建築助成もあります。

金山のビャッコイ自生地

ビャッコイは、カヤツリグサ科ビャッコイ属の植物です。清らかに澄み、冷たい清水の湧く泉に自生する多年草の珍種で、茎は細く横に這うように枝を伸ばし、その節から茎と葉をつけます。日本では、表郷地域でしか自生していないとされ(北半球でも表郷のみ)、県指定の天然記念物でもあります(昭和30年12月27日指定)。

表郷総合運動公園

表郷天狗山球場、表郷球場、多目的グラウンド及び表郷体育館から構成される総合スポーツ施設です。野球、サッカー、ソフトボール、バスケットボール、バレーボールなどの様々なスポーツ大会のほか、地域住民のサークル活動、スポーツ愛好家などに幅広く利用されております。

天狗山

表郷番沢・金山地区のシンボル的な存在で、「うつくしま百名山」、「新うつくしま百名山」のひとつです。春にはかたくりの花が咲きほこり、花まつりが開催され、花を愛でる登山者が各地から訪れます。裾野の広い堂々とした山容が天狗に似ていることから天狗山と呼ばれ、山中に天狗が住むとも言われています。11月23日の勤労感謝の日には、日本一「遅い」山開きが行われます。

建鉾山

表郷高木・三森地区に存在する標高403mの山です。伝説によれば日本武尊(やまとたける)が東征した際、この山頂に鉾を建てて神を奉斎したとされ、頂上に建鉾石といわれる岩と小祠があり、市指定の史跡でもあります(昭和55年3月14日指定)。神が鎮座する山として古くから人々に信仰され、古墳時代中期では、東日本最大規模とされる祭祀遺跡です。

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